第1回 岩手県滝沢市 南部鉄器 田山鐵瓶工房様

田山鐵瓶工房の考える
南部鉄器の未来とは

 以前は、自分が作りたいものを探求したいという想いが強かった。しかし息子の貴紘氏と仕事をするようになってから、少しずつ考えが変わってきた。貴紘氏は、様々なビジネスの可能性も視野にいれた現代的なビジョンを持っている。そんな現代的な感覚も柔軟に取り入れていきたいと思うようになったからだ。
 さらに最近では、南部鉄器の体験教室や地域への貢献、後継者の育成を助ける事もしていきたいと思っている。そうすることで、南部鉄器全体を底上げする一助になるのではという希望もあるからだ。
 更なる南部鉄器の発展のため、今後は貴紘氏と共に尽力して行く。そう新たな決意を抱いた田山氏の精進の日々は、これからも続いていく。

 

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田山氏の愛用する
イーマックスエボリューション

 田山氏は模様書き、バリ取り、研磨まで様々なシチュエーションで、このイーマックスエボリューションを2台使用している。
 1930年の創業時から、歯科用エアータービン、マイクロモータの開発で得たノウハウは、精密で正確な作業が要求され、高精度な研削・研磨機には欠かせない金型製作や工芸・宝飾業界向けとして活用。中でも多彩な用途に対応した高性能マイクログラインダは、ハイエンドクラスの製品として高く評価されている。イーマックスエボリューションの詳細はこちら。

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【取材先】

田山鐵瓶工房
代表田山和康様
  田山貴紘様

〒020-0757岩手県滝沢市大釜風林445-5
TEL: 019-686-2145
WEB: http://www.nanbutayama.com
MAIL: mail@nanbutayama.com
FB: https://www.facebook.com/nanbutayama

事業内容
鉄瓶、茶の湯釜等の鉄器制作・販売
略  歴
田山和康(たやまかずやす)/1950年岩手県西根町生まれ。1966年より盛岡藩召抱え釜師第13代鈴木重吉盛久氏に師事。2011年鈴木盛久工房を定年退職後、「田山鐵瓶工房」を開設。南部鉄器伝統工芸士会会長。全国伝統的工芸品展にてNHK会長賞受賞など賞歴多数。