第15回 京都府 株式会社クロスエフェクト様

株式会社クロスエフェクトが愛用するナカニシのグラインダ

3Dプリンターを活用した特殊技術で、数多くの試作品を手がけているクロスエフェクト。この3Dプリンターで造形物をつくる際、工程上どうしても不要物が付いてしまう。今までは、これら不要物を除去した後に、綺麗になるまで手作業で丁寧に磨いていたが、現在はナカニシの精密グラインダを使用。心臓の内側など、手の入りにくい場所も自由に、スピーディに磨けるようになり、精度も格段に向上したという。試作品を世界最速で提供することを目指している同社において、頼れるツールとなっている。

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【取材先】

株式会社クロスエフェクト

代表 竹田正俊 様

〒612-8379 京都市伏見区南寝小屋町57番地
TEL: 075-622-2600
URL: http://www.xeffect.com

事業内容
プロダクトデザインおよび樹脂筐体設計、3Dスキャニング(デジタイジング)、3Dモデリングサービス 、光造形による3D開発試作モデルの製作、真空注型品製作、臓器シミュレーター開発、その他新製品開発に係わるトータルサービス
略  歴
竹田正俊(たけだ まさとし)/1973年生まれ
大手企業の下請け企業を経営していた父を見て、これからは「量よりもスピード」の時代が来ると考え、2000年にクロスエフェクト創業。「開発工程の短縮化」「時短」により試作品をどこよりも速く提供することをミッションとする。その企業姿勢に医療業界が注目。本物に近い心臓をつくってほしいと打診され、2009年、心臓など臓器の3Dモデルを開発することに成功した。2013年、第5回ものづくり日本大賞にて、内閣総理大臣賞を受賞。