第23回 福岡県 家具工房西田様

家具工房西田が愛用するナカニシのグラインダ

西田氏が手がける家具は、究極的なまでにリアルを追求している。例えば風船の形をした引き出し。通常は風船自体に目が行き、縛り口まで見ることはないだろう。だが、西田氏はその縛り口まで丁寧に仕上げている。そのような美しさやリアルさを追求する時に活躍しているのが、ナカニシの精密グラインダだ。手に持ちやすいサイズなので、小さい穴を削る際でも自分の手のような感覚で作業ができると言う。また以前使用していたものは、硬い木を削る際、止まってしまうことがあった。だが、同グラインダならば回転数を調整しながら、効率よくスムーズに作業することが可能。大変重宝している。

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【取材先】

家具工房西田

代表 西田政義 様

〒831-0026 福岡県大川市大字三丸457-1
TEL: 0944-87-1804
URL: http://www.sousakukagu.com

事業内容
家具の制作および販売
略歴
西田政義/1947年生まれ
中学卒業後、15歳で大川市の家具工房に弟子入りし、4年半の修業の後、家具職人となる。いくつかの企業でさまざまな家具を手がけ、27歳で独立を果たす。同時に仕事とは別に自分がつくりたい家具を制作していると、クオリティの高さ、新奇性に注目した知人たちが、個展開催を勧める。福岡市で開いた初の個展は大盛況。その個展が転機となり、創作家具づくりに専念して行く。