室井昇氏が愛用するナカニシのグラインダ
素材である木を削り出す際、室井氏はナカニシの精密グラインダを使用している。長時間グラインダを使用することになるため、以前別のメーカーで作業をしていた時は、熱を持ってしまい熱くて持つことが出来なくなることがあった。だが現在は、熱が発生しにくいので大変使いやすいという。また軸ブレが少ないので、さまざまな箇所で使用することが可能。削り、磨きなど使い方の幅も広く、一刀彫の作品づくりにおいて必須アイテムとなっている。
【取材先】
室井昇様
〒655-0048 兵庫県神戸市垂水区西舞子4-21-12
TEL: 078-781-0908
東洋精機株式会社
〒651-2124 兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和533-3
TEL: 078-974-1234
- 事業内容
- 一刀彫の作品制作
- 略歴
- 室井昇／1956年生まれ
美術大学を卒業後、乃村工藝社に入社。数多くの展示館やショールーム、展示会などの空間づくりをトータルに行う。退社後は、東洋精機株式会社に入社し、その後、代表取締役に就任。ものづくりが好きな性格のため、小さい頃から絵や彫刻、プラモデルなど、常に何かしらの制作をし続けている。現在は本職の業務を全うしながら、一刀彫の創作活動に力を注いでいる。